2016年05月

一応ね、当たったんですよ

3連単ボックス

負けたけど



本命のリオンディーズは返し馬で終わっていましたね。

返し馬であれだけ引っかかったらレースで折り合い重視の騎乗になるのは仕方ない

キレる脚を使うタイプではないのでスローでの直線勝負では難しかったですね。



軽視したマカヒキに勝たれてしまったわけですが

スローである程度の位置に付けたことで追い出しを我慢して坂を越えたあとに脚を使えたのが勝因

併せた相手がパンチ不足のサトノダイヤモンドだったことも良かったかなと思います。



そのサトノダイヤモンドは母父Danzig系で、前にDanzig系は急坂の中山か阪神で重賞勝った馬じゃないと東京のG1は勝てないと書いたデータ通りのハナ差2着

しかも週中の考察で出した1800mで1.47.0を切る勝ち時計を持った馬のデータ通りの好走

サトノダイヤモンドが2着になることだけは自信があったので連軸にすれば良かったなと反省。

本命◎は単勝を買うだけで連軸は別の馬って柔軟な買い方も必要ですね。



オークスのあとに書いた通り当てる予想をして当てたけど結局は負け

中長距離レースの予想はもう死神レベル

ヒロシやキャプテン渡辺たち神々の仲間入りですね。




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東京2500mは2度の坂越えがあるタフなコース

そしてCコース

なので狙うは内枠のスタミナ血統


ぴたりとハマるのが2枠4番ネオブラックダイヤ

ゼンノロブロイ産駒は直線の長いコースと2400m以上の長い距離が得意で
母父エリシオ、母母父トニービンは共に凱旋門賞馬

長く脚を使えてスタミナもあるので東京のスタミナ勝負は望むところ

昨年の天皇賞5着の実績もあるし

調教も坂路で14.5-13.6-12.7-12.3の加速ラップで調子を上げている。



やけくその一発狙いだけど単複で勝負



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勝つ馬の候補としてはディーマジェスティ、サトノダイヤモンド、リオンディーズの3頭に絞ったけど、今年はどの馬が勝つのかハッキリしない混戦で難しいダービーですね。

そんな今年のダービー

本命はリオンディーズ

1600mのG1朝日杯を圧倒的な上がり最速で勝っているのでウオッカやディープスカイと同じスピードと決め手を持ったタイプなのでダービー馬の資質を持っています。

皐月賞は強風のハイペースの中で3コーナーでは先頭に立たされてしまう苦しい展開
それでも残り200m地点までは先頭で踏ん張っている内容は2400mでも問題無いスタミナを感じます。


それに皐月賞のときも書いたけどキングカメハメハ×スペシャルウィークの配合は広いコースでこその配合なので中山というコースは何ひとつ良い材料が無い。

2年前のダービーではリオンディーズと同じキングカメハメハ×スペシャルウィークのタガノグランパが皐月賞ブービー17着からダービー16番人気の4着と巻き返している。

それを考えれば皐月賞4位入線のリオンディーズはコース替わりでかなりの上昇が見込めます。



リオンディーズの対抗はサトノダイヤモンド

この馬も1800mで1.46.9の上がり最速で勝った実績があるのでダービー馬の資質があります。

しかしディープインパクト産駒で母父がDanzig系
そしてHaloの3×5×4のかなり濃いクロスがあり
スピードを持続させる力に優れた配合で東京替わりはプラスでも2400mでの決め手に欠ける配合。

2400mは問題無いと思うけどスピードに乗って流れ込むようなイメージの配合なので積極的な競馬ができればといった条件付きのダービー馬候補と言ったところ。

マイラータイプでディープブリランテと似たタイプだと思います。



皐月賞馬ディーマジェスティは強いのは確か
だけど中間の調整が明らかにゆるい

2003年に東京競馬場がリニューアルして以降、芝のG1で父か母父ブライアンズタイムの馬が連対した事は無く、血統的にはやや難しい。

能力と絶好の1枠1番に鞍上蛯名正義の手腕を買ってなんとかダービー馬候補に残しているといった評価。



その他ではマカヒキは枠が良いけど軽視したい。

理由としては2003年の東京競馬場リニューアル以降、皐月賞で上がり2位以内で2着だった馬のダービー成績が(0-0-2-7)
中山で脚を使って2着ということで東京向きの末脚を持っていなかったり、速い上がりを出しているのに勝ち切れていないのは能力不足といったことが考えられるのがこの成績の要因ではないかと思います。

それとマカヒキは弥生賞、皐月賞とレース映像をよく見ると坂で脚を使えていません。

京都の若駒ステークスでかなりのキレ味を見せたようにパワーよりもキレ味だけの末脚を使うタイプのようで、全姉のウリウリも阪神と中山の急坂コースで勝ったことがありません。

昨年の皐月賞2着馬リアルスティールも急坂で脚を使えていなかったので、そういったタイプの馬は東京では軽視しておきます。



今年のダービー出走馬を見ていて思ったのがスピードが有って東京でズバッと脚を使えるようたタイプの馬が少ない

先行馬もちょっと力不足な馬ばかりで狙いづらい

そこで浮上するのがロードクエスト

前走NHKマイルカップでは上がり最速の2着でG1級の末脚を持った馬ではあるし
距離はホープフルステークスで上がり最速の2着だから完全に無理ってわけではない。

皐月賞はハイペースの持久戦で早めに仕掛ける厳しい競馬だったので
今回は前走と同じようにタメる競馬でこなせる可能性は有る。

鞍上も大外ぶん回す池添騎手からインを突く競馬の多い岩田騎手に替わるのは内有利のダービーでは大きなプラス材料。



◎リオンディーズ
◯サトノダイヤモンド
▲ディーマジェスティ
△ロードクエスト
△マカヒキ

単勝◎リオンディーズ
馬連◎-◯▲△
ワイド7-12
3連単ボックス


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続き

ダービーで差し切るには1600〜1800mのスピード勝負で末脚をしっかり使えている馬じゃないと難しいんですが、2000〜2200mくらいのダービーより短い距離ではダメなのかと思う方もいると思います。

でもダメなんです

1600〜1800mのレースの多くはヴィクトリアマイルの予想で書いたワンタン...

じゃなくてワンターン

コーナーが2つのコースのことですね

このワンターンのコースで行われているのがほとんどで
特に速いタイムが出るコースはワンターンのコースに多いんです。

ワンターンのコースはダービーと同じように差し追い込みがあまり有利ではないので
そのコースで速い上がりを使って勝てる馬ってのはダービーの適性も高いという訳です。



そして差し追い込みで勝った馬で唯一これらの実績が無かったのがエイシンフラッシュ

エイシンフラッシュが勝った2010年のダービーは少し特殊で
直線手前の残り600m地点の通過タイムが1.53.5

これは1990年以降の良馬場だったダービーで最も遅いペースでダービー出走馬が上がり32秒台を記録した唯一のレース

超スローの団子状態で直線だけの勝負となったレースでエイシンフラッシュは最内1枠1番からロス無く馬群を割って勝った

例外と言いたいところですがこの馬は血統から攻めてみたいと思います。



前編に6番人気以下の穴馬が11頭中7頭が先行馬だったと書きました

では残りの先行馬ではない4頭を見てみます


2006年
7番人気3着ドリームパスポート
父フジキセキ
母父トニービン

2008年
6番人気3着ブラックシェル
父クロフネ
母父ウイニングチケット

2010年
7番人気1着エイシンフラッシュ
父King's Best
母父Platini

2011年
10番人気2着ウインバリアシオン
父ハーツクライ
母父Storm Bird


ウインバリアシオンが2着となった2011年は不良馬場で例外
なので他の3頭の血統を見てみると同じなんです

配合パターンが!

3頭の父はみんな1600mのG1を勝っていて母父は2400mのG1を勝っています

つまり父譲りのスピードタイプではあるけど母父からスタミナを受け継いでいるので2400mもOK

そんな配合パターンの馬がダービーでは不利な条件から穴を開けています。



まとめると結局のところ実績でも血統でもダービーはスピードなんです!




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前回はダービーでは内枠と先行馬が有利だと説明しました。

特にCコースのコース形態からしてロスの無い競馬ができる先行馬は穴を開けるパターンでもあり
過去10年で3着内に好走した6番人気以下の穴馬11頭中7頭は4コーナーで6番手以内にいた馬です。


そこで今回は先行馬ではなくて不利な差し追い込みで勝った馬がどんな馬なのか見ていきます。

まず差し追い込み馬の定義ですが
フルゲート18頭なので6頭ずつに3分割して

1〜6番手を先行馬
7〜12番手を差し馬
13〜18番手を追い込み馬

こうします。

そして過去10年の勝ち馬で7番手以下から勝った馬を抽出します。



2007年
ウオッカ
10-11-11-8

2008年
ディープスカイ
11-13-14-15

2010年
エイシンフラッシュ
11-9-9-11

2011年
オルフェーヴル
14-14-14-12

2013年
キズナ
15-15-14-14

2015年
ドゥラメンテ
7-8-8-7

以上が差し追い込みでダービーを勝った馬とコーナーの通過順位です。


この中でディープスカイ、オルフェーヴル、キズナ、ドゥラメンテの4頭には共通した実績があります。

それは1800mのレースで1.47.0を切るタイムで勝ち、上がりは2位以内だったという実績です。

この実績があった馬のダービーでの成績は(4-0-1-0)

ほぼ完璧と言っていい成績を残しています。

唯一3着だったのが2013年に12番人気で穴を開けたマイネルフロストでした。



それともうひとつ注目してもらいたい実績はウオッカとディープスカイは1600mのG1を上がり最速で勝っているということ。


この2つの実績に共通するのはスピード勝負で末脚を使って勝っているということ


これはよく考えればわかる事ですが2400mで先行馬が有利な展開を差し切るには何が必要か
それは置いてかれることなく素早く反応できるスピード能力です。

よくスローペースの前残りの展開だと短い距離に実績のある馬が好走しますよね?
それと同じことが先行馬有利のダービーで起きているんです。

2400mがベストだったりそれ以上の距離が得意な馬の反応速度ではそれが難しいんです。



ちょっと長くなりそうなので前編はここまで


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