6-3-0-0

この数字、宝塚記念過去10年中阪神開催だった9年で上がり最速を出した馬の成績。


もう上がり最速の馬を買えば半分当たったようなもんです。


でもまあ誰が上がり最速を出すかなんてわからないですよね

簡単にわかれば誰でも馬券なんて当たりますよね。


でもね、宝塚記念で上がり最速を出した馬には共通点があるんです

今年と同じような16頭以上の多頭数戦になったとき

かならずその共通点を持った馬が上がり最速を出しているんです。


その共通点は


 馬 体 重 !




アドマイヤムーン  460kg
ナカヤマフェスタ  464kg
ブエナビスタ  460kg
オルフェーヴル  460kg
デニムアンドルビー  448kg

これは16頭以上の多頭数戦だった年に上がり最速を出した馬と前走時の馬体重です。

みんな馬体重が470kg未満

競走馬としてはやや小柄な部類に入る馬体重ですね。


でもこの小柄ってのが多頭数の宝塚記念では有利に働くんです。


それは何故か?

馬のレベルにバラつきのある世代限定戦だと能力の違いが勝敗を左右します

しかしレベルの高い古馬のG1では早めにバテてしまう馬も少なく3コーナーから4コーナーの仕掛けていく場面で馬群がごちゃつき、能力だけでどうにかできるほど甘くはありません。

それが小回りで直線が短い阪神内回りコースの宝塚記念となると4コーナーでの争いは更に激化します。

直線が短いので追い出しを我慢なんてしていては届く訳がないし
コーナーで動いていく必要があります。


そこで直線が短くて小回りの阪神内回りではどんな馬が有利になるのか

それが小柄な馬です。



簡単に考えて車がカーブを曲がるときに普通の乗用車と大型のトラックではどちらがスムーズに曲がれるのかを考えればわかりますよね?

もちろん乗用車の方です。


これは馬でも同じで大きな馬はストライドが大きくて不器用だしエンジンのかかりも速くない

その点、馬体重の軽い小柄な馬はストライドも短めでコーナリングもエンジンのかかりにもアドバンテージがあります。


ただ馬体重の軽い小柄な馬ってだけで上がり最速を出せる訳ではないです。


なのでもう少し条件を追加していきます

まず上がり最速を出すのだから速い上がりを出した実績がないと話しになりません。

ということで上がり3位以内で33秒台の脚を使って重賞を勝つかG1でこの脚を使い連対した実績がある馬

そして2200mを走るのだから2200m以上の重賞で勝つかG1での連対という実績があった馬。


G1なんだからこれくらいの実績をクリアしなければ通用しないと思うし、これだけでも意外と候補は絞れます。


時間があったら夜にでも今年の出走馬をこのファクターで分析してみたいと思います。


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